APS-Cでは216mm,APS-Hでも176mmの望遠レンズになります。フルサイズだとやはりポートレートには使いやすい画角になりますね。APS-Cの場合は200mm/f2.0の感覚で使えますので,それはそれで使いやすいレンズで,85mmと並んで,とても稼働率の高いレンズです。
いままでは70-200/F2.8L ISの画質で目を見張っていたのですが、なかなかどうして、さすが単焦点の赤はちまきです。このレンズにはかなわないのではないかと思っています(あまり単焦点レンズとズームレンズ同士の優劣を論ずるのは意味がないと思いますが、あくまで第一印象と言うことでご勘弁を)。
色味は比較的こってり目という印象を持っています。とても鮮やかな像を造ってくれます。また、撮れる画自体はピントの芯が通っていても比較的ソフトな印象を持っています。ボケもとても綺麗です。その意味でポートレートにはもってこいのレンズだと満足しています。
遠景の写真も撮ってみましたが画面の端の方もきちんとした解像感をキープしており、さすが単焦点だと思います。
また、この重量、このサイズはD60クラスに装着しても全く違和感がなく、また長時間の撮影でも手の筋肉がしびれてくることはありません(苦笑)。
ただし、さすがに216mmの焦点距離になりますので、手ぶれには用心をしないといけませんです。
<作例1:開放>
モデル:桝本奈生さん
EOS-1Ds MarkII
ISO160
f2.0
1/320sec
WB:4700K
照明の加減かも知れませんが,
四隅で若干周辺部で光量落ちがありますね。
ピントもとても薄いです。
<作例2:f=4.0>
モデル:桝本奈生さん EOS-1Ds MarkII ISO400 f4.0 1/200sec WB:5000K このぐらいの被写界深度があれば, |